
投資したことないけど、初心者におすすめの比較的簡単な投資方法が知りたい。
つみたてNISAってどんな仕組みなの?
初心者が少額でもできる投資方法を知りたい。
ここでは、初心者におすすめの投資方法をわかりやすく説明していきます。
初心者におすすめの投資方法は「つみたてNISA」で「投資信託」を運用することです。
毎月コツコツと投資信託を購入するシンプルで手間のかからない投資方法です。

投資と聞いてどのようなものを想像しますか?
なんとなくのイメージで投資は危ないから貯金しておいた方が安心だ、投資したお金が一瞬で消えてしまうんじゃないか、、などなど。
投資について学ぶ機会がなく、これまでのイメージで投資を毛嫌いしている人もいるかもしれません。
しかし投資と言っても幅広い種類があり、仕組みを理解して運用すれば資産を大きく育てることができますよ。
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
年間40万円まで最長20年間運用でき、その間の運用益の税金はかかりません。
投資方法 | 積立式 |
投資上限 | 年間40万円 |
非課税期間 | 最長20年間 |
投資可能期間 | 2018年~2037年 |
投資対象商品 | 国が定めた基準を満たした投資信託 |
非課税対象 | 一定の投資信託への投資から得られる分配金や売却益 |
※2024年から「新NISA」が開始され、それにともないつみたてNISAも投資期間が2042年まで5年延長されます。
なぜつみたてNISAがいいのか?つみたてNISAの魅力を解説
なぜつみたてNISAをおすすめするのか、その理由を5つ紹介します。
投資商品が国により限定されており、低コストで運用できる
投資においてコストは見逃せません。コストが運用成績に与える影響は非常に大きく、特に長期の資産運用ではその差がより広がります。
通常、投資信託にかかる主なコストは
「販売手数料(購入時手数料)」と「信託報酬(運用管理費用)」です。
つみたてNISAの商品は販売手数料がゼロ(ノーロード)であることが条件
販売手数料とは、購入する際に販売会社に支払う手数料のことです。
つみたてNISAでは販売手数料がゼロであることが対象商品の条件となっているため販売手数料を気にする必要がありません。
信託報酬は一定水準以下に限定
(例:国内型のインデックスファンドの場合年0.5%以下)
信託報酬とは、運用の資産や管理などを行ってもらうことへの報酬として支払う手数料です。
保有中ずっと負担することになるため、長期で保有するほど投資に与える影響が大きくなります。
つみたてNISAでは信託報酬にも基準があり、国内型のインデックスファンド場合年0.5%以下、海外型のインデックスファンドであれば年0.75%以下などの基準が対象商品の条件となります。
初心者でもコストが高い商品を選んでしまうリスクがありません。
信託報酬の影響を計算してみますと、、、
100万円を投資し利回り5%で20年間運用した場合
信託報酬 2.0% ⇒ 180万円
信託報酬 0.5% ⇒ 241万円
信託報酬が1.5%違うだけで20年間でなんと60万円以上もの差になります。商品を選択する際は信託報酬のコストを重視しましょう。
投資で得た利益は税金がゼロ。非課税期間はなんと20年
つみたてNISAの大きなメリットは税制優遇です。
現在、運用による利益が発生した場合、税金が20.315%(所得税15.315%、地方税5%)かかるようになっていますが、NISAは税金がかかりません。
つみたてNISAの場合はその非課税期間が20年も設けられているんです。長期でコツコツと投資するにはぴったりの制度ですね。
(例)投資信託を購入して10万円の利益が出た場合
課税 :利益10万円-税金20,315円=79,685円
NISA:利益10万円-税金0円=100,000円
少額からの投資が可能
投資信託なら100円から始めることも可能です。予算に合わせて無理なく積み立てることができます。
基本はほったらかしでOK。手間いらず
つみたてNISAは積立に特化した制度です。最初に設定すれば、決まった日に決まった金額で投資信託を購入してくれるため手間がかかりません。
お金が必要になったら引き出しが可能
積立と聞くと解約できないと思う方も多いかもしれませんが、「つみたてNISA」はいつでも引き出せます。
十分な無リスク資産(預金等)を確保したうえで投資といったリスク資産で運用することが基本ですが、急にお金が必要になった場合は、解約して現金化することができます。
老後資産として積立する場合は少しずつ取り崩していくことも可能です。
つみたてNISAを始めるには
つみたてNISAを始めるにはまず証券会社で口座を開設しましょう。本人確認資料とマイナンバーを確認できる書類が必要になります。
つみたてNISAの口座開設には税務署でのチェックもありますので、申し込みから口座の開設までにはおよそ1~1ヶ月半程度かかる金融機関がほとんどのため早めに口座開設の手続きを始めましょう。
NISA口座開設するならネット証券がおすすめ
つみたてNISAを始めるならネット証券がおすすめです。
ネット証券をおすすめする理由は以下の通りです。
投資信託の品ぞろえが豊富
大手証券会社や銀行よりもネット証券会社の方が取り扱い商品が多くあります。
大和証券では20本、野村證券では6本の取り扱いに対して、ネット証券では100本以上の取り扱いがあります。
より多くの選択肢の中から選びたい人は、商品の取り扱い本数の多いネット証券がおすすめです。
手数料が安く、いつでもどこでも注文できる
ネット証券では人を介さないため、手数料が安い傾向になります。
また窓口の営業時間を気にすることなくほぼ24時間に好きなタイミングでくつろぎながら取引ができるというメリットがあります。
対面販売で不要なセールスを受けることがない
つみたてNISAを申し込みに金融窓口に行ったのに、なんだか販売手数料の高い金融商品を勧められたり、断り切れずに無駄な時間を過ごしたり、、といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金融機関も窓口にきたお客様は逃さずセールスしてきます。
断る労力を考えると対面ではないネット取引がおすすめです。
初心者にもおすすめネット証券
私がおすすめだと思うネット証券の条件は、認知度が高く信頼性があるという点と投資でポイントが貯まるという点です。
おすすめネット証券2社をご紹介します。
①楽天証券
2020年3月時点で証券総合口座数400万を達成。急速に新規口座開設数を伸ばしています。
・取り扱い商品は158本と豊富なラインナップ(対象商品181本中)
・「毎月積立」「毎日積立」を選択可能
・ポイントで支払い可能で、投資信託の残高や毎月の積立額に応じてポイントが貯まる
・楽天クレジットカードの決済で毎月の投資信託の購入額の1%分のポイントが付与される(例:月3万円の決済⇒300ポイント付与)
\ 私たち夫婦も楽天証券でつみたてNISAを運用しています /
・楽天ポイントで支払い可能
・投資信託の残高や毎月の積立額に応じてポイントが貯まる
・楽天市場でのお買い物でもらえるポイントが+1倍
2020年9月30日(水)までに楽天証券口座開設してマネーブリッジに登録すると1,500円現金プレゼント中
今だけ、通常より+500円もらえるキャンペーン中なので早めに口座を開設しましょう。
②SBI証券
ネット証券で口座開設数がNo.1の最大手。オリコン顧客満足度調査でも第1位を獲得するなど実績と安心がある証券会社です。
・取り扱い商品は160本と豊富なラインナップ(対象商品181本中)
・「毎月積立」「毎週積立」「毎日積立」を選択可能
・保有している投資信託残高に対してTポイントが貯まる
つみたてNISAおすすめ商品
つみたてNISAは厳選した商品だけが扱われているといっても181本もあると商品選びに迷ってしまいますよね。
そこで商品選びのポイントを2つご紹介します。
①信託報酬はできるだけ低いこと(年0.2%程度のもの)
②インデックスファンドであること
①信託報酬はできるだけ低いこと(年0.2%程度のもの)
長期保有する場合コストはできる限り抑えたほうがいいです。
信託報酬が高いものは避けましょう。
②インデックスファンドであること
インデックスファンドとは、特定の指数に連動する値動きを目指して運用されるファンドです。
指数が上がれば基準価額も上がるという仕組みがシンプルで分かりやすいですね。
まとめ
初心者におすすめの投資方法は「つみたてNISA」で「投資信託」を運用することです。
つみたてNISAは毎月コツコツと投資信託を購入する、シンプルで手間のかからない投資方法です。
1日で何百万も儲かった!なんていう派手さはありませんが、堅実でほったらかしにできる点が大変気に入っています。
わたしたち夫婦のように「手間をかけない」「シンプルに効率よく」できる投資を求められているかたにぜひおすすめです。
※投資信託は価格変動リスクがあり元本保証ではありません。実際に投資信託をはじめるにはリスクをしっかり理解して自己責任で行いましょう。