【元銀行員も実践】投資信託の選び方4つのポイントを解説

  • 2020年7月26日
  • 2020年8月27日
  • お金
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投資信託で資産運用始めたいけれど、商品が多すぎて何を選べばいいのかわからない。

投資信託の選び方や選ぶポイントは?

そのお悩みを解決します。

 

私たち夫婦は現在、月に10万円ずつ投資信託を購入しています。

投資信託を初めて購入する際に、商品が多すぎて何を基準にして選べばいいのか分かりませんでした。

そこで大手証券会社のインターネット記事や複数の書籍を読むことで、資産運用の考え方や投資信託について学んできました。

少しでも同じ悩みの方の参考になればと思い記事にしました。

 

投資信託を選んだ理由

投資でリターンを求めるとリスクが高くなってしまいます。

リスクを分散させるために複数の資産運用をするのではなく、ひとつの商品で分散投資効果が得られる投資信託を選びました。

 

今回参考にした書籍

山崎元の“やってはいけない”資産運用 もう銀行・証券会社にだまされない!
4.1

ファンドラップにロボアド、外貨預金……。しかし、契約するのはちょっと待った!
銀行や証券会社から「有利ですよ」「増えますよ」といって勧められるさまざまな金融商品には、
「絶対にやってはいけない」ものが数多くあるのです。
本誌は、経済評論家の山崎元さんが「やってはいけない」資産運用をその理由とともに解説する、
マネー実用ムックです。もちろん「資産運用の正解」も解説します。もう金融機関にだまされない!

これ一冊で基礎から運用までOK! 投資信託 超入門
4.2

「投資信託を始めたいけど、何から始めたらいいの? 用語の意味から説明してほしい」
「資産形成を始めたいから勉強を始めたい」
というまったくの初心者の方でも、わかりやすいように基礎から解説した本です。
図解も挿入してあり、直感的に分かりやすい構成になっています。
ファンドの選び方・組み合わせ方から、上手な買い方、実践的な運用方法までを網羅、この一冊で初期の不安・疑問を一挙に解消できます。
資産形成の初心者の方でもわかりやすい内容です。

 

【投資信託のメリット】
・一つの商品の中に複数の金融商品が入っているため分散投資効果がある
・少額から世界中の商品に投資ができる

 

【投資信託のデメリット】
・元本保証ではないためリスクがある
・コストがかかる

 

長期保有を前提とした投資信託購入の際に商品を選ぶポイントを4つご紹介します。

このポイントを参考に商品を選ぶと効率の悪い商品を選んでしまう可能性を下げることができます。

それではいきましょう。

 

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・手数料が割安
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投資信託の選び方4つのポイント

投資信託の商品はたくさんありすぎて何を参考にして選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか?

選ぶ基準となるポイントを4つにまとめました。

是非、参考にして選んでみてください。

 

①コストが低いこと

投資においてコストは見逃せません。コストが運用成績に与える影響は非常に大きく、特に長期の資産運用ではその差がより広がります。

しかしこのコストは事前に知ることができる数字であり、自分で選択できるものです。

投資信託の基準価額が将来どうなるか誰にも予想できません。上がることもあるし、下がることもある。

でもこのコストというのは唯一購入する際に知ることができるのです。購入前にコストを把握することが大切です。

通常、投資信託にかかる主なコストは

販売手数料(購入時手数料)」と「信託報酬(運用管理費用)」です。

販売手数料:購入する際に販売会社に支払う手数料

販売手数料が一切かからない「ノーロードファンド」というものがあります。

ノーロードファンドから選べばよいでしょう。

 

信託報酬:運用の資産や管理などを行ってもらうことへの報酬として支払う手数料

保有中ずっと負担することになるため、長期で保有するほど投資に与える影響が大きくなります。

信託報酬はできるだけ低い方が良いです。年0.2%程度のものから選びましょう。

 

②インデックスファンドであること

投資信託の運用手法にはインデックス運用とアクティブ運用があります。

インデックス運用:特定の指数に連動する値動きを目指して運用される
アクティブ運用 :市場平均以上の運用を目指す

 

イメージとしてはこのようになります。

出典:SBI証券より

市場平均以上の運用を目指してくれるならそっちの方がいいのでは?と思うかもしれませんが、実は指数を上回ることができるファンドは2~3割程度しかありません。

さらにアクティブファンドは信託報酬が高い傾向にあります。

つまり高いコストを払ってアクティブ運用しても、市場平均を上回る成績を残せるかどうかは分からないということになります。

市場平均以上の結果が保証されているわけではないんですね。

なので、安いコストで市場平均に連動するインデックスファンドをおすすめします。

 

③分配金の無いこと

長期投資であれば、分配金を再投資することによる複利効果を狙っていきましょう。

利息の計算には単利と複利があります。

単利は「元本のみ」に利息がつくもの、複利は「元本+利息」に利息がつくものです。

たとえば元本100万円を利率5%で30年間運用した場合だと次のようになります。

投資期間が長くなるほど差が大きくなり、長期投資をする場合はこの複利効果がより期待できることになります。

30年間運用した場合、単利と複利の差額は182万1,942円

出典:イオン銀行 タマルWeb

 

しかし分配金が支払われるものは、分配金を受け取る際には税金が徴収され効率が悪くなります。

一方分配金を内部投資するものであれば、税金の徴収がないためその分の複利効果が大きくなります。

 

また分配金には2種類あります。

普通分配金 : 運用成績が良い時に利益を受け取れるもの
特別分配金 : 自分の元本の一部を受け取るもの

通常、普通分配金を受け取る際には20.315%の税金が徴収されます。

これを再投資する場合、税金を徴収されたあとの金額を再投資することになりますので、複利の効果が下がってしまい効率が悪くなります。

特別分配金は、自分の元本の一部を受け取るものです。

分配金は運用成績が良い時に利益分を支払ってくれるイメージがありますが、そうではない場合もあるのです。

これは手数料を払いながら自分のお金をお小遣いとしてもらうようなものですよね。非常に効率が悪いです。

 

④投資先が株式のもの

投資信託はさまざまな投資対象があります。

主要な投資対象としては債券、株式、不動産、コモディティなどがありますが、おすすめは株式へ投資しているファンドです。

投資の原則として、自分がよく分かっていないものには投資すべきではありません。

不動産・コモディティはあまり身近な存在ではなくまたコストも高い傾向にあります。

わざわざ高いコストを払ってよく分からない投資をする必要はありませんので選択肢からは外します。

債券は利回りが低く、長期分散によるリスク低減メリットを生かせませんので選択肢からは外します。

私がおすすめするのは株式への投資です。

株式のインデックスファンドであれば、シンプルで値動きがわかりやすいです。

ハイリスクハイリターンといわれますが、何十年も長期投資するのであればリスクを抑えることができます。

株式は資産を大きく増やす効果が大きいので、長期投資には株式の投資信託をおすすめします。

 

まとめ

長期投資に向いている投資信託の商品を選ぶポイントを4つご紹介しました。

①コストが低いこと
②インデックスファンドであること
③分配金が無いこと
④投資対象が株式であること

上記4つのポイントに注意して商品を選べば、効率の悪い商品を選んでしまう可能性を下げることができます。

私はこれらのポイントを意識して投資信託を購入しています。

商品選びの際の参考になれば幸いです。

※投資信託は価格変動リスクがあり元本保証ではありません。実際に投資信託をはじめるにはリスクをしっかり理解して自己責任で行いましょう。

 

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